
MOOSIC AWARDS 2025 発表!
昨年末のK’s cinemaでの上映を終えて、UPLINK吉祥寺で再上映が始まっている「MOOSIC LAB 2025」。突然ですが、今回のラインナップを振り返りまして、新進気鋭のプレイヤーが勢揃いのNEW WAVE,NEW MODE(新波新調)部門から俳優·ミュージシャンなどから選考委員の方に選出していただきました。
選考委員を担当してくださったのは森直人さん(映画評論家)/井上経久さん(新潟シネ·ウインド)/坪井篤史さん(シネマスコーレ)/仙台短篇映画祭チーム(菅原睦子さん/阿部貴幸さん)/東紗友美さん(映画ソムリエ)/Cloudyさん(音楽プロデューサー)/宮崎善文さん(松本CINEMAセレクト)/松尾宗俊さん(JAIHO)...の8名。ベストアクター賞、ベストミュージシャン賞、審査員特別賞の3部門で個人賞を選出していただいております。

MOOSIC AWARDS 2025 ベストアクター賞
🏆日高七海(『立てば転ぶ』)
🏆細井じゅん(『立てば転ぶ』)
「彼女にどこかで会ったことがある!」そう思わせてくれる、等身大な存在感に共感。あの声、喋りのセンス、こんな先輩欲しいし、同時にどこかで会ったことがあるような(東紗友美)……というようにその技量と魅力をフルスロットルで見せてくれた『立てば転ぶ』の日高七海さん、同作品で監督·主演を務めた細井じゅん氏。共にMOOSIC LAB 過去作品にも出演、その実力は以前から知られていますが流石の選出となりました。これからは映画の方でも益々の活躍を!おめでとうございます!

🏆瀬戸璃子(『ボウルミーツガール』)
今回作品も好評な『ボウルミーツガール』から瀬戸璃子さんが選出。荒唐無稽&ジェットコースターな世界観の中でも全くブレず煌めくオンリーワンな存在感を発揮。その魅力を引き出した関駿太監督含め、今後益々注目を集めそうです!

🏆藤田開&中藤契(『ジンジャー·ボーイ』)
芝居にはまだまだ正直伸びしろがあると感じつつも、作品·キャラクターにしっかりハマっていたという評価のあった藤田開さん、そしてそのミステリアス且つ繊細なお芝居が印象に残った中藤契さん。実際に幼馴染だったという2人のリアルな関係性を活かしつつ魅力的に捉えた田中未来監督や撮影·照明スタッフたちの力量もあっての選出だと感じます!皆さん、おめでとうございます!
MOOSIC AWARDS 2025 ベストテーマソング賞

🏆佐藤ハイジ「あさってのうた」(『チューリップちゃん』)

🏆Gateballers「未来からきた人」(『松坂さん』主題歌)
選考委員の皆さんの印象では今年は音楽面においてはザッツムーラボ的な強烈に音楽やアーティストが印象に残る作品が少なかった模様。ベストミュージシャン賞ならぬベストテーマソング賞というべき2曲が選出されました。そんな中で浮上したのが渡辺咲樹監督による今回唯一のアニメーション『チューリップちゃん』。ゆるふわアニメと見せかけて”鋭さ”も持った本作のラストを飾るテーマ曲「あさってのうた」が秀逸でした。そしてもう1つは畔柳太陽監督『松坂さん』主題歌のGateballers「未来からきた人」。まさに劇中の手紙と時制的になんとぴったりなタイトルと曲調!これが書き下ろしではなく既成曲であったという奇跡!両作品ともおめでとうございます!
MOOSIC AWARDS 2025 審査員特別賞

🏆『チューリップちゃん』(監督:渡辺咲樹)
こちらは選考委員それぞれが個人的に推したい作品やプレイヤーを…という部門でもまたもや『チューリップちゃん』が堂々の選出!選考委員からは『ボウルミーツガール』『嬉々な生活』、川上さわ監督、チョーキューメイ、『めためた』などのタイトルが上がりましたが、本作が最も票を集めました。近々のロッテルダム国際映画祭にも選出され、いよいよ海の向こうでもその魅力が開花予報が出ている本作に益々のご注目を!
このほかにも注目のラインナップが目白押しのMOOSIC LAB 2025。ぜひ劇場でご自身の推し作品を見つけてください!引き続き宜しくお願い致します!